当社、東群運送は昭和8年、桐生駅構内において、齋藤唯司によって創業されました。繊維製品を主力として桐生、足利と全国各地との配送、及び海外に向けての配送を一手に引き受けて活動をしていました。

 

第二次世界大戦後半には、国の指導のもと、群馬県下の運送会社は東群馬と西群馬とに結集させられましたが、実質の稼働はないまま、終戦を迎えました。

終戦の混乱が続く中、経済復興が始まると物流は息を吹き返します。それを機に、東群馬は、東群馬貨物株式会社と社名変更をしましたが、物が動き出すと同時に、各社は次々に元の体制に戻っていきました。

法律上では、法務局が違うと、同じ社名が認められるので、当時、桐生に本社があった為、伊勢崎、太田、では初めに独立した会社は東群運送株式会社、を名乗る事ぎ可能だったのです。

群馬や埼玉に東群運送株式会社という同じ名前の会社が複数存在するのは、こういう理由によるのです。